店舗の回り

もともと卸売り専門でやっていたので店舗は有りませんでした。10年くらい前
活魚も伊勢海老サザエも活きで売っても保健所の許可が必要ということになり
許可をもらうには店舗の設備が必要と言うことで、全然使わないのですが
プレハブ店舗をつくりました。したがってこの店舗には
何も置いてありません。30年位前までは道路より下は海岸でした。大きな台風の時は
2番目の画像の左の建物まで波が届いた事も有りました。
35年位前プレハブの場所は倉庫が有りました。この倉庫の中から大きな「よろめ」の樹が生えていました。
正確には始め「よろめ」の樹が生えていてそこに倉庫をつくったという所です。
当時その一角で豚を一頭飼っていました。家庭の残飯を豚に与え太らせそれを養豚業者に
買ってもらっていました。こういう家庭は多くありました。近所で牛を飼っているところもありました。
「よろめ」の樹とは昔は近所に比較的多くあった。冬に小さな緑の実を付ける。
その実を使って紙鉄砲のような「さんがでっぽう」を作って遊んでいた。
「よろめ」の樹は今ではどこにも見ることができない。


活きた物だけを売るのにも
今は保健所の許可を得るための
設備が必要です。
そのためのプレハブ店舗です。
しかし、平成12年には
生け簀兼店舗を作る
予定です。
その時ここは駐車場に
左方が昭和11年に作った
サバ節を煮たり燻したり
した建物。
平成12年には取り壊しか。
奥の削り節を削っている建物は
大正の建物だがしっかりしている。
正面奥には5番目の画像の井戸が
右奥は画像4番目の洗い場が有る。
昭和初期国道136号線の
工事の時一緒に作ったという
石畳
3つに分かれた洗い場
昔は取ってきたサバを
ここに入れさばいた。
現国道136号沿いの山から
鉱山跡の洞窟から
流れる水を引いている。
昔はこういう物がたくさん有ったが今では
ここと 協同洗濯場だけ
以前は飲み水にも使っていた。
この井戸から洗い場に
水が行っている。
本当はこの下にもう一つ同じ物が
有ったのだが30年前に
砂で埋めてしまった。